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− 週末や長期休業中の余暇
社会体験活動とサポーター養成の取り組み −
三重県立西日野養護学校PTA会長 林 光子


1.はじめに
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知的障害のある子どもたちは、人とのコミュニケーションが苦手なため、一人で外出することが少なくなり、生活が家族や学校を中心とした範囲に限られがちです。本校PTAでは、子どもたちの成長のために、障害があっても様々な生活体験や社会的な活動に参加ができる環境を整えていこうと取り組んでいます。 |

2.本校PTA活動の状況
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本校は、北勢地域全域(桑名市・いなべ市・四日市市・鈴鹿市・亀山市・三重郡・員弁郡・桑名郡)を校区とする知的障害養護学校です。昭和52年開校時の児童生徒数は約100人でしたが、ここ数年の急増によって今年度は212人になっています。
PTAは、本部(7人)、学年委員(小中高で15人)、地区委員(5地区13人)の合計35人が役員となっています。学年委員は、研修部(保護者研修会や施設見学を企画運営)と環境行事部(除草やフリーマーケットを企画運営)に分かれて活動し、地区委員は、地区別の親睦行事や施設見学、行政との懇談などの活動を行っています。また、PTAのサークル活動として、「音楽」・「軽スポーツ」・「感覚統合遊び」・「さをり織り」も行っています。 |

3.週末や長期休暇中の余暇・社会貢献活動の取り組み
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@ サークル活動
子どもや保護者の生活を豊かにするため、学校などで次のような活動を展開しています。
さをり織り
親 10人 |
第1・第3 月・火曜日
会場:学校 |
指導:保護者
内容:保護者の活動。休日や長期休業中は親子で活動 |
軽スポーツ
子 35人 |
在校生親子:毎月1回(土曜日)
会場:学校 |
指導:スポーツ指導員、学生など
内容:フロートバレー、パラシュート、バルーン、よさこいダンス、室内ゲームなど |
音楽の会
子 7人
OB 6人 |
在校生親子:毎週(木曜放課後)
卒業生親子:毎月1回(土曜)
会場:学校 |
指導:教員(休憩時間や休日のボランティア)
内容:音楽鑑賞(生演奏やCD)や音楽にのって親子でダンスや体操 |
遊ing
子 7人 |
毎月1回(土曜日)
会場:学校 |
指導:教員(休日のボランティア)
内容:感覚統合理論に基づいて子どもの発達を促す遊びや運動 |
A 長期休業中の活動
長い休みの生活を豊かにするため、学校・地域で次のような活動を展開しています。
| 学校での活動 |
8/1(月) |
8/3 (水) |
8/22 (月) |
8/23 (火) |
| ◎軽スポーツ・ダンス+◎リラックス |
30人 |
30人 |
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30人 |
| ◎感覚統合訓練+◎リラックス |
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10人 |
10人 |
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| 音楽(親子)+◎リラックス |
10組 |
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10組 |
| ◎親子でランチクッキング |
8組 |
8組 |
8組 |
8組 |
| さをり織り(親子) |
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3組 |
3組 |
3組 |
| 市総合会館での活動 |
日 時 |
募 集 |
| ◎ランチクッキング+音楽遊び |
7月23日(土)10:00-14:00 |
15人 |
| 8月27日(土)10:00-14:00 |
15人 |
| 地区別の活動 |
四日市地区:プール、温泉で入浴・食事・懇談
桑名地区:プール、サマーキャンプ / いなべ地区:室内ゲームと食事
鈴鹿亀山地区:ボーリングと焼き肉バイキング |
B 社会体験活動とインターンシップ事業
地域での生活や就労が円滑にできるように、次のような社会体験活動を展開しています。
また、こうした機会の充実を自治体に要望した結果、四日市市では、17年度より知的障害者インターンシップ事業が大幅に拡充され、様々な社会(就労)体験の場が実現しました。
| 社会体験活動 |
日 時 |
内 容 |
| 社会奉仕活動体験 |
8月8日(月)午前中 |
四日市まつりの清掃ボランティア体験とボーリング |
| サッカー応援体験 |
8月10日(水) |
東海地区知的障害養護学校サッカー大会の応援体験 |
四日市市役所
インターンシップ事業 |
上下水道局来庁者へ水道週間の粗品配布体験
市営キャンプ場開き・市夏まつり・市花火大会等会場での清掃業務体験
農業センターでの野菜・花・果樹等の栽培研修体験
少年自然の家での宿泊室・館内清掃体験
市役所内での事務補助(書類封入、宛名ラベル貼り、廃棄書類の整理等) |
C ボランティア養成
16年度の10月から12月に全国知的障害養護学校PTA連合会の子育て支援事業を活用して、ボランティア養成講座を3回実施し、大学生や専門学校生を中心に延べ74人が受講しました。終了後、ボランティアとして登録していただけた方にはボランティア募集の案内をメールで送信しています。
また、今年度は、四日市市社会福祉協議会と教育委員会の後援も得ることができ、本校PTAの取り組みが、障害者ヘルパーの児童デイ研修、小中学校教員の障害児教育研修の一つと位置づけられ、現職のサポーターの協力が得やすくなりました。 |

4.今後に向けて
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子どもたちには、個別の教育支援計画に沿ったプログラムで、それぞれの生活地域において、同世代の若い人たちと一緒に様々な体験を積んでいくことが必要と考えます。
今後も、PTAが学校や行政と連携して、各地域でより豊かな生活を送ることができる環境を整えるような働きかけを進めていきたいと思います。 |

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