三重県高等学校PTA連合会 三重県高等学校PTA安全互助会






第45号(平成18年 3月 1日発行)


PTA会報>第45号>地域活動サポート事業

地域活動サポート事業実施報告


北勢地区(桑名西高等学校)
 今年度の研修会の開催行事は、桑名西高校吹奏楽部による演奏と、PTA活動についての紹介を行いました。演奏は馴染みのある曲で、和やかな雰囲気作りに役立ちました。また、部員自身によるホームページ作成が顧問より紹介され、生徒理解に役立ちました。
 PTA活動紹介は、専門部の活動について行われました。年三回発行のPTA新聞作りと講演会を行う総務部、西高祭参加と料理教室を行う教養部、研修旅行と大学見学会を行う研修部の活動が報告されたが、研修会終了後、各学校から質問が相次ぎました。
 講演会は、大須演芸場席亭足立秀夫氏による講演『笑門来福』で、演題どおり楽しく聴くことができました。講演後、多くの方々から、講演者の、人間関係を大切にしながら、逆風にも負けず、粘り強く経営していく姿勢に感動を覚え、大変勇気づけられたとの評をいただきました。
 今回の研修会は、事業目的である会員の資質向上に大いに役立ちました。

中勢地区(津商業高等学校)
 本年度の「津久志PTA連絡協議会」の当番校であった本校は、メインゲストを誰にするかに頭を悩ましたらしい。らしいというのは、それを決めたのは本職ではなく、思いもかけない悲しい事故によって亡くなられた前事務長の上谷幸人さんだからです。彼のご苦労のお陰であの素晴らしいゲスト、伊勢神宮内宮のそばの五十鈴塾から元OSKのトップスター、東雲(しののめ)あきらさんをお迎えできました。
 OSK入団のきっかけからそこでの活躍にまつわる人生体験、またその後五十鈴塾に籍を置くまでの人生の有り様を「THIS IS MY LIFE」という演題で講演され、その機微に触れた東雲さんの講演は聴衆各人の人生とも重なって、生徒たちの指導育成に大いに参考になったと思われます。
 さらに、この講演の最後の方で、この日の出会いが実現したのは、何度もこのことで足を運んでくれた上谷さんのお陰と東雲さんが話されたとき、その優しい気遣いにも、また強く心を打たれたのです。

松阪地区(松阪工業高等学校)
 「継松寺縁起と初午」と題して 柏木弘雄 前継松寺住職のお話です
 継松寺は蒲生氏郷が松阪城を築城した際、城下町の整備を行い、その時点で松ヶ島より現在の位置に移転されたもので、今も近辺に多くの寺院が建っているが、それらの多くも同じような推移を辿ったものである。
 現在の継松寺書院は一六二九年に建立されており、幾多の貴重な資料や書画が所蔵されているが、初午に関しては、「紀貫之集」「今昔物語集」や西鶴の「日本永代蔵」等に記されており、平安時代以来の行事である。元々厄年は「役年」でもあり重要な人生の節目でもあった。厄払いに関しては様々な風習や言い伝えがあり、それに因むお土産も売られている。
 継松寺や初午は氏郷以来の松阪を象徴するものであり、今も市民生活の中に生き続けている。

南勢地区(宇治山田高等学校)
 南勢地区宇治山田高等学校PTA連合会では、毎年、各界で活躍されている方をお招きし、教育講座を開催しています。今年度は、臨床心理士としてもご活躍の皇學館大学の向出佳司先生から、「子供の芽 親の目 地域の眼」という演題で講演していただきました。子育てには、学校・保護者・地域の連携が大切なことを、様々な実例を紹介されながら、ユーモアたっぷりのお話でした。当日は、保護者60名、教職員53名、一般の方4名の計117名の参加がありました。
 参加した保護者から、次の感想が寄せられました。抜粋して紹介いたします。

 「おもしろく、おかしく、アップテンポなトーク、まるで漫談を聴いているようで、会場は、終始笑いの渦に包まれて、久々に笑い転げました。ふんわり、ゆったりとした気分で帰路に就きました。
 母となって、20年。何もかも娘たちに追い越されてしまいましたが、聞き入れてあげる器だけは大きいつもりでいます。またの機会があれば、是非、また元気の出るお話を聞かせていただきたいものです。」

伊賀地区(上野工場高等学校)
 伊賀地区8校の県立学校によるPTA役員等研修会を10月8日(土)に実施しました。学校教育の取り組みの中でも、各学校におけるPTA活動は活発に行われ、地域との連携を推進する要としてその重要性がますます高くなってきています。そのような状況のなかで、お互いの連携をより深め、親睦を図ることを目的として、「健康教室」としてヨガ教室とレクリエーション(ソフトバレーボール)を実施しました。当日は連休の一日にもかかわらず117名もの参加を得ました。ヨガ教室には専門のインストラクター2名を招き、ストレスの多い日常生活の中で、簡単に心や身体をリフレッシュさせる動作を学び、硬くなりがちな筋肉や心のコリをほぐしました。その後、各学校別対抗の9人制ソフトバレーボールを楽しみました。様々な課題を抱える教育を共に考えるための鋭気を養い、参加者全員が心地よい汗を流し、弾んだ会話を持つことが出来た一日となりました。

牟婁地区(紀南高等学校)
 今回の講演会は「人権落語」ということで、「笑い」のある面白く元気をもらった内容でした。演題は「自分の人生、自分が主役、バイバイコンプレックス」という露の新冶さん自身の学生時代や子育ての体験談を交えて、これからの人生をどう幸せに過ごすかという視点から、人権とは何かという根本の部分を中心に聴くことができました。その中で、「大事な命をあなたたちは粗末にしてはいけない、『宝の子』なんや」という言葉が参加者の心に強く響いたようでした。日頃から人権学習をすすめていく中で、なぜ私たちは人権について勉強するのかという点をしっかりと押さえなければならないと感じています。自分自身が幸せになるためだけではなく、自分も隣にいる友達もすべての人が笑顔で生きていくために人権があるのだという、一番大事な根幹の部分をこの講演会を通して、私たちは再確認できたのではないかと思います。

三重県立盲学校
 「人権講演会を終えて」
 近年、三重県において就労目的で渡日する外国人が増加している。しかし、日本での生活に慣れず、地域で様々な問題が生じている。そこで本校では、在日外国人の人々を知る第一歩の取り組みとして、1月13日(金)に、四日市市立笹川東小学校つばさ(日本語)教室の遠藤オズワルド篤志さんを講師に迎え、人権講演会「一人のブラジル人として、今思うこと」をおこないました。
 対象は、高等部生徒・教職員・保護者・外来者であった。保護者は小学部・中学部・高等部普通科から全員の参加があった。講演会の中でも保護者からの自主的な質問があり、積極的な姿勢が伺えた。「在日外国人問題」について、講演会を通じ共に学ぶ機会が持てたことは、非常に有意義でした。今後も、講演会など、積極的に保護者の参加を呼びかけ、共に学ぶ場としていきたいと思います。

三重県立聾学校
 「公 開 講 座」
 三重県立聾学校公開講座を12月26日に開催しました。天候の都合で延期した夏の講座も含め、延べ100名を越える申し込みを頂きました。午前中は、本校の教員(聾・難聴)から「聞こえないってどんなこと」と題して、聞こえにくいことにおける不都合や、周りの誤解など具体的な説明を聞いていただきました。「みんなの感情表現にあわせていけない辛さや、家族とも会話ができない状況。今頃そんなこと知ったん・・・等の繰り返し。」等、当事者の率直な思いが語られました。午後は、「聞こえない子供の教育」と題して、子どもたちに対する、学校現場における具体的な配慮や手だての方法について、聾学校で行っている聾教育の工夫を聞いて頂きました。最後に個々の事例に基づいた意見交換が行われ、予定時間を超過して熱心な話し合いがなされ、三重県下の聴覚障害児教育のセンター的役割を強く認識させてくれた取組になりました。

城山養護学校
 「17年度地域活動サポート事業の取り組み」
 6月16日(木)、湯の山乗馬クラブのご協力を得て、乗馬体験学習を実施しました。障害のある子どもたちが、乗馬の体験をすることによって心身のリハビリテーション効果が期待できます。この取り組みは10年の歴史をもつPTAの行事で、乗馬により身体機能の発達と改善を促すとともに、動物に対する親近感や思いやりの気持ちを養い、加えて多くの人々との交流の機会ともなっています。当日は曇天ではありましたが、小学部・中学部・高等部の順で体験を行い、保護者や職員とともに楽しい時間を過ごしました。初めての乗馬にドキドキの子どもや、楽しくて仕方なく何度も乗りたがる子、背筋がシャンと伸びて運動場を一周できた子など、昨年とはまた違った一面も発見できて、成長した姿が見られました。来年の取り組みへの期待を込めて、最後は児童生徒会代表の感謝のことばで締めくくりました。



Copyright(C) 2006 三重県高P連. All rights reserved.