
PTA会報>第45号>学校紹介「三重県立 津高等学校」


三重県立津高等学校 PTA会長 岡林靖之

学校の沿革と特色
本校は明治13年(1880年)津中学として開校し、平成17年度に創立125周年を迎えた伝統校です。学科は普通科のみ、生徒は30クラス、約1,200名の大規模校、ほとんどが四年制大学希望の進学校です。学校の特色は以下の点があげられます。
・「自主自律」の精神を養う
・二学期制、65分授業の実施
・伝統的に制服を定めない(私服)
・クラブ活動を推進し、文武両道を目指す
特筆すべきは、昨年の夏季国体で清水大輔君がボート競技少年男子シングルスカルで優勝、秋季国体で小野真弘君が陸上少年男子B円盤投げで三位の成績でした。

PTA組織
本来のPTA活動とは別に「津高等学校教育充実振興会」を立ち上げ、生徒の教育活動を積極的に支援しています。予算・決算も別々で、前者はPTAの運営そのものに、後者はクラブ活動(生徒の旅費や県費で出ない引率教員の旅費等)や進路指導(進路指導助手の給料補助も含む)にかかる経費、夏季課外で使用する空調設備のリース代等を負担しています。

主なPTA活動
(1)総会及び学年懇談会
総会は例年5月中旬、三重県総合文化センターで開催します。昨年は約200名参加、「講演会」は、岩鶴密雄氏(津観音住職)による「親の責任−あなたにとって子どもとは?−」と題して、講演をしていただきました。
学年懇談会は毎年6月中旬、前期中間試験が終わる頃に開催しています。昨年は6月11日(土)に、会場はPTA総会と同じく三重県総合文化センターで、午前は1会場、午後は2会場に分かれて開催しました。
学校長、教頭、各学年主任、担任団全員が出席し、日頃の学習活動や将来を見据えた進路指導について、プリントやデータを使って丁寧に説明をしてもらっています。また、生徒指導部や保健室からの状況報告もあります。この学年懇談会は、保護者の参加者が各学年とも約300名とかなり多いです。
なお、平成18年度は7月、11月にも1、2年生の学年保護者会を開催する予定です。これは生徒代表と語る会で、生徒から、せっかく進路に係る相談を親にもしても、何も分かっていないので相談にならない。それ故、最終的には本人に任せられ、「貴方の自由にすれば−」と、なってしまい、正直ちょっと寂しい。一方、親の側からすれば、近年の入試状況等の変化が激しく、なかなか理解できない。そんな双方の要望を踏まえて実施することとしました。
(2)通学路交通指導と文化祭への参加
毎年9月10日頃、「津高交通安全の日」に先生方と一緒に、近鉄『津新町駅』から学校までの通学路で交通指導・声かけ運動を行っています。
また9月中旬の文化祭一般公開日時には、PTA主催の「喫茶校長室」を開き、お菓子や飲物を提供し、大変賑わっています。日頃とは違った子どもの表情に触れることができ大変好評です。昨年は本部役員後学年委員会合わせて約十数名が参加しました。当日は校長室と応接室を模様替えし、雰囲気を盛り上げます。部屋の中央に昨年の長野大会の折、善光寺で買ってきた「合格祈願の絵馬」を飾り、その前に3年生全員の名簿を掲げました。販売品は合格クッキー(五角形のクッキー)、飲物、おにぎり、パンですが、特に合格クッキーとおにぎりが大人気です。
(3)PTA役員と生徒代表及び教職員との懇談会
毎年秋に、生徒会執行部ならびに各学年の代表生徒が出席し、普段生徒が感じていることや学校への要望事項等を聞いています。昨年は11月中旬の放課後約1時間半、話をしました。出席者は役員6名、生徒8名で、文化祭での取り組み、家庭での親子の対話等で意見交換をしました。このような話し合いの場は生徒にとっても大変良かったという声が多く、毎年続けていきたい行事です。
また、上記の生徒の声を受け、学校側の回答も得ながら、12月上旬に教職員代表との懇談会、懇親会を実施しました。できるだけ堅い雰囲気にならぬよう心がけています。
(4)津高人権教育推進協議会への参加
津高校における人権教育についての協議会が年3回開催され、今年2月には、1、2年全クラスで人権LHRの授業公開を行い、保護者も十数名が参加しました。
(5)学校環境整備への協力
全てのHR教室へエアコンを導入し、PTAとして一定額を負担することを決定しました。負担額も大きく、また早期に着工するため、臨時総会を今年2月末に開催し、今年夏から使用する予定です。

PTA活動の課題
毎年、PTAには保護者全員が加盟しており、運営も協力的に行われていますが、当面の課題は、PTA総会の参加者アップとさらなる活性化です。具体的な行事等は、新年度の役員とも相談しながら検討していきたいと考えています。

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