三重県高等学校PTA連合会 三重県高等学校PTA安全互助会






第56回 全国高等学校PTA連合会大会
秋田大会


ご挨拶



社団法人全国高等学校PTA連合会
会長 藤井 久丈

 第56回全国高等学校PTA連合会大会秋田大会を、みちのくの緑深いこの秋田で開催するにあたり、文部科学大臣、秋田県知事はじめ多くのご来賓のご臨席を賜り、また全国各地から約一万人以上の会員の皆様のご参加をいただき、心より御礼申し上げます。
 本連合会は、高等学校PTA活動を通して家庭教育の充実を図り、また学校や地域との連携を通して、わが国の次代を担う青少年の健全教育に、日々努めております。
 今日、大多数の子どもたちは、明るく健やかな家庭生活を送っていますが、残念ながら一部では、親子関係に係わる悲しい事件が起こっています。学校や行政、あるいは社会からの家庭教育への不可侵は当然とも思われますが、それだけに保護者は親として、大人としての自覚を十二分に持ち、わが子の教育にあたることが、今さらながら求められていると考えられます。幸い、PTAは、家庭の在り方、親としての在り方、家庭教育の在り方を、自らが主体的、積極的に考え、しかも組織的に取り組むことができる組織です。子育ての喜びや悩みを共通の話題として語り合い、支え合うことのできるすばらしい団体です。
 本連合会は、この自覚のもとに、高校のPTA活動に関する調査研究や、青少年の健全育成を目指した委員会活動、あるいは地域や関係機関等への働きかけを積極的に行ってきました。
 例えば17年度、本連合会の健全育成委員会が全国約1万人の高校生とその保護者を対象として行った「健全な親子関係の育成に関する生活意識調査」は、16年度の高校生の性意識調査と同様に各方面から大きな関心が寄せられました。この調査では、家族との日常会話の頻度が高いほど、子どもたちの性経験や万引き、自傷行為等のリスク行動が少ないことがはっきりと表れていました。また、高校生の性行為に関して、「かまわない・どちらかといえばかまわない」と考える父親が14%、母親が5%、それに対して高校2年生男子が81%、女子が75%という結果でした。親子では全く反対の価値観となっていました。
 また、進路対策委員会でも、「高校生と保護者の進路に関する意識調査」を行いました。ここからは、進路に関する親子のコミュニケーションの実態、進路にまつわる不安と困難、ニートやフリーターへの考え方等が浮き彫りにされ、親子の対話や学校との話し合いに有益な材料を提供することができました。
 これからは、本連合会のほんの一端ですが、このような地道な活動の積み重ねが、明日を担う子どもたちの健全育成に通ずるものと、私たちは確信しています。
 この秋田大会は全国津々浦々で研究実践されているPTA活動を全会員に紹介し、共通財産として共有していく場であります。参加された皆様方は、これらの成果を各地に持ち帰り、PTA活動の更なる発展に寄与していただければ幸いに存じます。
 最後になりましたが、長年PTA活動にご尽力され、本日受賞される皆様の功績に敬意を表しますとともに、今後とも先輩としてまた地域の指導者として、高P連に対しご指導、ご支援くださいますようお願い申し上げます。
 また、本大会の成功のためにご尽力くださいました秋田大会実行委員会の皆様に心から感謝と御礼を申し上げますとともに、会員の皆様のご健勝、ご活躍、ご多幸を祈念し、ご挨拶といたします。



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